少し遅れましたが

2009年3月に終わったアニメの総評。


視聴したアニメ

アキカン!#12
ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜#12
鉄腕バーディー DECODE:02#12
亡念のザムド#26
RIDEBACK#12
機動戦士ガンダム00#25
鉄のラインバレル#24
ソウルイーター#51
とある魔術の禁書目録#24




概略としては『アキカン!』が一番面白かった。
こう言ったら多くの人に冗談だろと言われたが
実際、僕は一番面白かったし、いたって真面目に
そう考えている。


ここからは、一作品ずつにコメントしていく。


アキカン!

先ほども書いたが僕が今期一番面白かったアニメだ。
主人公は下品だが、福山さんの演技で愛嬌のあるキャラに
なっていると思う。

作画のクオリティが低いと世間では評判のようであるが
僕自身は、そんなに気にならなかった(多少は気になったがw)
11話は力を入れていたと番組後のコーナーでも言ってる
とおり見ごたえのあるアクションだったと思う。

キャラクターの一人一人が魅力も持っている素晴らしい作品
だと思う。



ドルアーガの塔 〜the Sword of URUK〜


これは、千明孝一のセンスの素晴らしさを知った作品でした。
このアニメを見出したのも前作の最終話を偶然に見て
何て凄いアニメなんだ!と思ったからである。
正直、1話と最終話以外は面白くなかった。
千明孝一監督の次回作が楽しみであると同時に
もっと良いスタッフに恵まれるといいなと思いました。



鉄腕バーディー DECODE:02


個人的に、このアニメは水墨画のようなアニメだと思います。
話も他の作品に比べると花がなく渋い(僕は好きですが)
キャラデ・総作監が、りょーちもさんということで
若手が集まって作品を作っているという雰囲気が感じられました。
特に#7と#12は実験的な試みがされている。
良い作画という定義は人によって違うの一言に尽きますが
画面を通して伝わってくる感動に対して鈍感なんじゃないかと
僕、個人は思います。
作画崩壊と言ってるうちはまだまだ甘いんじゃないかと思います。
アニメ会社がスケジュール厳しい中でアニメを作ってることなんて
少し調べれば分かることだし、仮に作画が崩れていると思っても
時間がなかったんだなと心の中にしまっておくのが良いのでは
ないだろうか。
個人的にはキャラが綺麗なよりは多少、崩れていても
動きで生理的な快感を感じたい。


あと赤根監督とりょーちもさんの才能は素晴らしい。



亡念のザムド#26

う〜ん、感想が難しいですね。
映画的なアニメだと思いました。
台詞がアニメっぽくないというか異質でしたね。
物語は最後の着地が僕にはよく分かりませんでしたが
ドラマは、とても面白かったです。
そこを省略するのかと驚いた所もありましたが、
その分たっぷり他の部分に時間を使い重厚な仕上がりになっていると思います。




RIDEBACK#12

最初は面白かったです、ドライブ感が好きでした。
後半からテンポが悪いというか物語を消化できなかった感じがあります。



機動戦士ガンダム00#25

最初はツインドライブで人の意思を疎通を助けて世界を一つにするのかと思ったけど
最後は普通にソレスタルビーイングと敵対する組織を全部、倒しちゃったので
ソレスタルビーイングの存在する意味ってなさそうなんですよね。
一番最初のまだ太陽炉を刹那達しか持ってなかった頃と大して状況が変わってない気が
するんですよね。リボンズがいなくなっただけで。



鉄のラインバレル#24


正義の味方っていう問題についてあまり言及してなかったように
思います。もう少しやってくれると思ってたんですが。



ソウルイーター#51

原作未完なのでオリジナルな終わり方だと思いますが
狂気は誰の中にでもあるという狂気=悪という単純な構図
にしないで面白いと思います。



とある魔術の禁書目録#24


正直、何で面白いかどうか分かりません。
でも見ちゃうんです。
きっと何か僕には分からない魅力があったのでしょう。
ビリビリさんのSSをアニメ化するらしいので
電撃のエフェクト作画に期待です。



おまけ

とらドラ!』も途中までは楽しんで見てたんです。
でも途中から、どんどん登場人物の行動原理が理解できなくなって
見るのが辛くなって見るのを止めちゃったんです。
ついったーでフォローしてるある人によるとこれは、
このアニメを無条件で好きな人は潜在的に結婚詐欺の被害者になりやすいらしいです。
何だが分かるような気がします。


スキップビートとか面白そうなんですよね・・・機会があったら見たいです。